転勤が決まるたびに、こんな不安を抱えていませんか?
「専業主婦になってから年金ってどうなってるんだろう」「転勤のたびに手続きが必要なの?」「第3号被保険者って廃止されるって聞いたけど…」
私も同じでした。保育士を辞めて夫の転勤についていくことになったとき、年金のことが一番不安でした。厚生年金から国民年金に変わるって、老後のお金がガクッと減るんじゃないかと焦って、ネットで何時間も調べた記憶があります。
でも調べれば調べるほど「思ったより難しくなかった」というのが正直な感想です。転勤4回を経験した今だから言えること、わかりやすくお伝えします。
この記事を読むとわかること:
- 第3号被保険者の仕組みと転勤族専業主婦に関係する基本
- 転勤時の手続きは誰がどうやるか(思ったより楽です)
- 「廃止される」という話の現状と、今できる対策
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保育士を辞めて専業主婦になったとき、年金が一番不安だった

6年前、夫の初回転勤を機に保育士を辞めた私。当時一番不安だったのは、実は年金のことでした。
保育士として8年間働いていたときは、毎月給料から厚生年金が引かれていました。自分も会社(保育園)も半分ずつ払っているから、老後にそれなりの金額がもらえるはず…という漠然とした安心感があったんです。
でも専業主婦になると、その厚生年金から外れる。「国民年金の第3号被保険者」という聞き慣れない言葉が出てきて、「これって老後の年金額が下がるってこと?」と焦りました。
ネットで調べてわかったこと、そして転勤4回を経た今の私の考えをお伝えします。
第3号被保険者とは?転勤族専業主婦が知っておくべき基本

まず、国民年金には3種類の加入区分があります。
| 区分 | 対象者 | 保険料 |
|---|---|---|
| 第1号 | 自営業・フリーランス・学生など | 自分で納付(月約16,980円) |
| 第2号 | 会社員・公務員(厚生年金加入者) | 給与から天引き(会社と折半) |
| 第3号 | 第2号に扶養される配偶者(専業主婦など) | 自己負担なし(制度で補填) |
転勤族の専業主婦は、基本的に「第3号被保険者」に該当します。
第3号被保険者の主な要件は以下の通りです(日本年金機構より)。
- 年齢:20歳以上60歳未満
- 収入:年収130万円未満(かつ第2号被保険者の年収の2分の1未満)
- 配偶者が厚生年金に加入している(国家公務員・地方公務員・会社員)
国家公務員の夫をもつまなは、この3つをすべて満たしています。専業主婦歴6年間、ずっと第3号被保険者として国民年金に加入し続けています。
第3号の最大のメリット:保険料を自分で払わなくていい
第3号被保険者の一番のメリットは、保険料の自己負担がゼロであること。
第1号被保険者(自営業など)の場合、月17,920円(2026年度)を自分で納付しなければなりません。でも第3号は、夫が加入している厚生年金の制度全体で負担する仕組みになっているので、妻自身の支払いは不要です。
専業主婦として収入がなくても、将来「老齢基礎年金」を受け取れる権利が継続されます。これは第3号制度の大きな安心感です。
転勤時の手続きは「夫の会社任せ」でOK【まなの体験】

「転勤のたびに年金の手続きをしなきゃいけないの?」という疑問、実は私も最初に思いました。
結論から言うと、夫の勤務先が手続きしてくれるので、妻が直接動く必要はほぼありません。
実際の手続きの流れ
転勤に伴う引越し後、第3号被保険者の住所変更は以下の流れで進みます。
- 夫が転勤先の勤務先(省庁・機関)に住所変更を届け出る
- 勤務先を通じて日本年金機構へ「第3号被保険者関係届」が提出される
- 年金手帳(またはマイナンバー)の記録が更新される
まなの場合、手続きに必要だった作業は「夫に新住所を伝えること」だけでした。転勤4回とも、夫が勤務先を通じて手続きを完了してくれています。
💬 まなの体験メモ
最初の転勤(6年前)のころは書類の提出に1週間ほどかかっていました。でも最近は電子化が進んで、手続きがかなりスムーズになっています。夫の話では「昔より全然楽になった」とのこと。
ただし注意が必要なケースもある
同一の会社・省庁内での転勤であれば、勤務先が一括で手続きしてくれるケースがほとんどです。ただし以下のケースでは別途確認が必要です。
- 夫が転職を伴う異動をした場合(前職と新職で手続きが必要)
- 一時的に無職期間が生じた場合(第1号への切り替えが必要になることも)
- 夫が海外赴任になり、国内の厚生年金から外れる場合
転勤と転職が重なる場合は、夫の勤務先・新勤務先の人事担当に確認してみてください。
「第3号廃止」の話、今の専業主婦はどう考えればいい?

SNSや検索をしていると「第3号が廃止される」という情報を目にすることがあります。私も一時期気になって調べました。正直最初は「よくわからない」という感じでした。
現状:廃止は「決定」ではなく「議論中」
2026年6月時点で、第3号被保険者制度の廃止は決まっていません。
ただし、方向性として「縮小」は進んでいます。2026年10月には、社会保険の適用が拡大されます。これにより、週20時間以上働くパート・アルバイトの方は企業規模にかかわらず社会保険(厚生年金・健康保険)に加入することになります。
つまり「パートで少し働いている人」は第3号から外れるケースが増えますが、専業主婦で収入がない場合は影響を受けません。
| 状況 | 2026年10月以降の影響 |
|---|---|
| 完全専業主婦(収入なし) | 影響なし・引き続き第3号 |
| 週20時間以上パート勤務 | 社会保険加入の可能性あり・第3号から外れる場合も |
| 年収130万円以上 | 第3号の要件外(現行制度でも同様) |
「廃止されたら困る」ではなく「廃止に備える」発想で
将来的に第3号制度が縮小・廃止される可能性はゼロではありません。でも私が大切だと思うのは、「廃止されたら困る」と不安になるより、今できることをコツコツやっておくこと。
専業主婦でも使える制度・手段は複数あります。NISAもそのひとつです。老後資金を自分でコツコツ積み上げておけば、制度がどう変わっても対応できる安心感が生まれます。
老後の年金額が心配なら、今からNISAで積み立てる

転勤族の専業主婦として「年金で一番心配なこと」を聞かれたら、私は迷わず「老後の年金額」と答えます。
第3号でもらえる老齢基礎年金の満額は、2026年度で月70,408円(年額約84万5,000円)です。夫の老齢厚生年金と合わせても、老後の生活費としては心もとないと感じる方も多いはず。
私がNISAを始めたのも、この不安がきっかけのひとつでした。
まなの積立実績(2026年5月時点)
- 積立開始:5年前(2021年)月5,000円から
- 現在の積立額:月50,000円
- 評価額:360万円 / 含み益:136万円
- 投資先:eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)1本
最初は怖くて月5,000円しかできませんでした。でも「怖い」と思いながらも続けたことで、5年後にはこの結果になっています。完璧じゃなくていい。まず始めることが大事です。
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NISAについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
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まとめ
転勤族専業主婦の年金について、ポイントを整理します。
- 第3号被保険者は、国家公務員・会社員の夫に扶養される専業主婦が該当。保険料の自己負担なし
- 転勤時の手続きは夫の勤務先経由。妻が直接動く必要はほぼなし(以前は1週間、今は電子化で即日対応も)
- 第3号廃止は現時点で決定していない。完全専業主婦は2026年10月の適用拡大の影響を受けない
- 老後の年金額が心配なら、NISAで今から自分の資産を積み上げるのが現実的な対策
転勤のたびに「年金はどうなるんだろう」と不安になるのは自然なことです。でも仕組みを知ると「意外と大丈夫」と感じてもらえると思います。
そして年金だけに頼らず、NISAでコツコツ積み立てておくこと。これが転勤族専業主婦が老後を安心して迎えるための、一番現実的な道だと私は思っています。
今日が人生で一番若い日。まず1歩、踏み出してみてください😊
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